法律関係業務ならば、誰もがやっている業務、

それが相続です。

相続をやっていない・・・とはなかな言いにくい

そして、一番注目されている業務であることは確かである。

それは、高齢化社会ということが言えますし、

人間いつか亡くなりますから、

誰もが訪れることです。

それゆえの巨大市場です。

行政書士事務所をやっていますと、雑誌で宣伝しませんか?

専門サイトをつくりましたので、掲載しませんか?

このような問合せ?というか広告募集がよくかかってきます。

おそらく、士業以外の業者さんが理解しやすく、取り組みやすいのでしょう。

新人の頃は、特にみなさん相続に力をいれたいと言われます。

しかし、私の経験からしますと、

相続はあまりおいしくないんですね。

業務をおいしい、なんて書くとクレームがくるかもしれません。

あなたは、社会貢献をなんだと思っているのですか?

そんな具合です。

我々、士業は確かに業務を通じて国民のためにならなければなりません。

しかし、個人事務所としては事務所を経営しなければならないのです。

ですから、それぞれの考えで力を入れる業務を考えるべきだと思います。

話は戻りますが、相続業務ですが、

行政書士が取り組む場合の問題点をあげます。

①分割協議がまとまらないなど、デリケートなお話が多い。

これは、弁護士法との関係ですね。

ゆるーく考える行政書士もいるようですが、問題が起こった場合、困るのは自分です。

②他士業がからまないと業務がこなせない。

相続の登記は司法書士。

相続税は税理士。

などです。

つまり、行政書士がやらない業務でお客様は困っていることが多いわけですから、

金銭的にも業務量的にも活躍の場が少ないと考えます。

なかには、それをまとめるのが行政書士ではないか?

といわれる先生もおりますが、

行政書士はコーディネーターでも、紹介屋でもないのです。

その業務に多額の広告費を使いますか?

しかも、ライバルは多いです。

行政書士だけではなく、多士業も相続の広告は出してきますから

その競争はすさまじい。

私個人時には、相続業務メインはかなり厳しいという印象があります。

他人がやらない業務をメインにするほうが、はるかに効率的です。

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